デジタル化による大きな変更点


デジタル化による大きな変更点は、見本市の対象がバイヤーやメディアに加えて“全ての消費者”に広がった点だ。これにより高級時計の分野もD2C(Direct to Consumer)が一気に加速すると考えられ、それは旧態依然とした見本市の形を脅かす存在になるかもしれない。

カーンCEOは、「日本は『ブライトリング』にとって米国、英国に次ぐ3番目に大きな市場だ。ケース径の大きい武骨なモデルを愛するファンが多いが、上品な“プレミエ・コレクション”も紹介し、どちらも大切にしながら成長していきたい」と語った。若年層対策について聞くと、「残念ながら『ブライトリング』は、デジタル分野において能動的ではなかった。そこでCEO着任と共にデジタルチームを構成した。11月に米国と中国でECを本格スタートさせ、オムニチャネル化を図る」と答えた。



 「WWDジャパン」委嘱ジャーナリストで同見本市を25年間取材してきた渋谷ヤスヒトは、「注目したのは、時計部門の責任者によるライブプレゼンテーション。動画内でしっかりと語られるブランドと、そういった試み自体がなく情報が非常にあっさりしているブランドに二極化し、“温度差”を感じた。ウブロ時計 スーパーコピーライブが定刻通りに始まらなかったり、サーバーがダウンしかけたりもしたが、初めてのことなので仕方がない」と言う。

同ブランドはアビエーター(パイロット)やダイバー向けの時計を核としてきたが、 “プレミエ・コレクション”は、「日常のエレガンスに目を向けた『ブライトリング』初のモダンなコレクション」とカーンCEO。1940年代に製造した“プレミエ・シリーズ”をもとに、クロノグラフ、デイ&デイト、6時位置にスモールセコンドを備えた3針モデルを発売するもので、価格は42万~105万円。




 米国発の時計デジタルメディア「ホディンキー(HODINKEE)」の日本版「ホディンキー・ジャパン」の関口優編集長は、「“中止”としていたにもかかわらず、『ウオッチ&ワンダー ジュネーブ』がデジタルプラットフォームを急ピッチで構築した点は評価したい。しかし、中身はまだまだ。各ブランドのオフィシャルページから脱し切れておらず、オリジナリティーがない。デジタルにおいても『ウオッチ&ワンダー ジュネーブ』らしさを期待したい」と話す。

ブライトリングは、同社のアイコンとして親しまれている「クロノマット」の1984年発表モデルの意匠を取り入れつつ、デザインを一新させた「クロノマット B01 42」を発売した。バリエーションは通常モデルで7 種類、ベントレーとのパートナーシップ記念モデルが1 種類、イタリア空軍アクロバット飛行チームであるフレッチェ・トリコローリとのパートナーシップモデルが1 種類、日本限定モデルが1 種類となる。※写真はベントレーとのパートナーシップ記念モデル



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